未来を決めて最高の現在を生きる
過去の行動が未来を作る。
今がだめだから、未来もダメ。
果たしてそうでしょうか?
過去が未来を作る?
過去の出来事が現在を作り未来を作る。
そういった時間軸の考え方は、広く浸透しています。
「時間は過去から現在、未来へ流れている」という考え方です。
これも一理あるように思えます。
今、蹴った石が足元の先に転がった。
これは、現在→未来 の物理的現象です。
しかし、あなた自身の生き方の場合はどうでしょう?
石を蹴ったら、確実に前に飛びますか?
苫米地博士の本を読んだ際に、
「時間が過去から現在、未来へ流れる。」この考え方は、「神様がビッグバンを引き起こして宇宙を創造して、そこから玉突きをするように次々と因果を起こして現在に至っている」
という、キリスト教の考え方。
それとともに
「時間は未来から現在、過去へと向かって流れている」とされている。
という仏教の考え方もあるようです。
未来から現在、過去へと流れる・・・
あまりピンときませんか?
私もそうでした。
でも、簡単な例でいうと、
物を買いにく。一件目、目当てのものを買いに行き、レジに並んだ。
でも、人が多くてやめた。→結果「ツイテナイ」と思った。
で、2件目に物を買いにく。すると割引していて物が買えた
→結果「ラッキー」と思った。
物を買いにくという「未来の実行」をした結果、ラッキーと思ったりツイテナイ
と思う。
この例では、過去は未来に全く作用していません。
未来が、過去を作っているわけです。
だから、過去は変えられる。
なぜなら、あなた自身のとらえ方で、その過去の出来事はよくなったり
悪くなったりどうにでも考えることができるからです。
そう考えると、過去が未来を作るというよりは、
「未来が過去を作る」方がしっくりするかもしれません。
未来が過去を作る利点
未来→現在→過去の時間の流れであるならば、
「未来」を自分で作ることができるといえます。
これは、ワクワクしますよね。
この発想であれば、
「昔勉強しなかったから、お金持ちになれていない」
「不況だから、会社が暇」
という理論が通用しなくなります。
そもそも、「お金持ちになった自分」の未来をイメージしていますか?
不況になったのはあなたの会社が原因ですか?
過去→未来ではなく、未来→過去の時間軸に変えましょう。
「お金持ちになる → 勉強する、転職する、起業する」
「会社を忙しくする → 営業する、新規開拓、新製品」
どんな「未来」を想像するかであなたの行動が変わります。
「過去」を見ていると、あなたの行動も今まで通りしかできません。
これには理由があります。
人には「居心地の良い空間」があります。誰にでもあります。
例えば、電車で端に座りたいのもそう、自分は人見知りだから人と
なるべく話さない場所にいたいのもそう、逆に人前で話すのが全然
苦手ではなく逆に好きというのもそうです。
これを「コンフォートゾーン」と呼ぶそうです。
この自分自身の「コンフォートゾーン」はかなり強固にできています。
今までのあなたの考えによって形成されているので、簡単には崩れません。
だから、人は変わろうと思ってもなかなか変われない。
少し違うことをしようとすると、「コンフォートゾーン」が発動し
居心地が悪くなってしまうんです。要は自分らしくないと感じるわけです。
しかし。。。これは、過去の自分を見ているからです。
過去の自分は、短期で人見知りで、小声で、目を見て話せなくて・・・
そういう自分をイメージしているから、「コンフォートゾーン」もそのイメージに
合わせて作成され、確実にイメージ通りの自分に仕上がっていきます。
でも、これを変えるんです。
未来の自分は、明るくて、優しくて、頼りにされて、気さくで、ユニークで
友達もたくさんいて、信頼されてて・・・
本当はそんな自分になりたいんじゃないですか?
そんな未来の自分をイメージしてください。なりたい自分を。
そうなれば、時間軸が「未来→現在→過去」に変化し、あなたの「コンフォートゾーン」
も大きく変化していくはずです。
未来が最高なら現在も過去も最高
苫米地博士はそうおっしゃっていますが、本当にそうだと思います。
まずは、時間の流れの考え方を変えてみてはどうでしょうか?
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