ポジティブな言葉や発想が心を軽くする理由
ついネガティブに考えてしまって困る。
もしかすると、脳の仕組みがそうさせるてるのかもしれません。
ポジティブになる考え方と言葉を紹介してみます。
人生が思い通りにしかならない理由
「言葉」は大事です。
これは、このサイトでもよく紹介していますが、いろんなところで提唱されていることです。
実は、人間の脳は聞こえる言葉が本当だと認識する癖があるんだそうです。
だから、自分が発する言葉、周りの言葉には要注意。
何度も反復して耳から入ってくる言葉は、あなたの脳に刷り込まれます。
そうすると、それが本当だと脳は認識し、そのうち潜在意識に刷り込まれます。
潜在意識に刷り込まれると、自転車や車を無意識に運転できるように自動的にそうしようとしてしまうようになるんです。
だから言葉は大事です。
子供に「あなたは勉強できない子だから」「走るのが遅い」などと連呼してはいけません。
「歌がうまいね」「いつもにこにこして楽しそう」「友達が多くて人気があるね」そんなことを言ってあげましょう。
自分自身にも「魅力がない」「できない」などと言ってはいけません。本当に魅力がなく、何もできない自分になってしまいますよ。
これが、人生が自分の思い通りになるまたは思い通りにしかならない理由です。
感情に流される理由
人は感情に流される生き物です。これは仕方ありません。
なぜなら、脳は1日に7万回も「楽しいか?楽しくないか?」を選択すると言われています。
だから、感情に流されるのは当然とも言えます。
また、人間の脳は嫌なことのほうが記憶されやすいと言われています。
これは人間の脳の記憶力が良すぎるための弊害。それだけすごい能力を全員持ってるわけです。
ある出来事に対して、人間の脳は0.1秒で認知し、0.4秒で過去の記憶からデータを照合し、0.5秒で結論を出すと言われています
机の引き出しを想像してください。
人間の脳はマイナスの感情ほど覚えやすいので一番上の引き出しには嫌な記憶が入っています。
良い記憶はタンスの一番下の引き出しに収納されているわけです。
先ほど言ったように、人はあることが起こって認知し、照合し結論を出すまでに1秒程度もかかりません。
意識していないと、起こる出来事に対して無意識にマイナスのことを考えてしまい、マイナスの反応をしてしまうんです。
例えば雨。雨が降ると聞くとマイナスなイメージが頭に浮かびませんか?
「濡れる」「傘がいる」「出かけるのが億劫」。これらは、今まで自分に起こった「雨」に対する嫌な記憶を無意識に照合しているからです。
じゃあ、雨に対する良い記憶は?そう聞くと、ちょっと考えますよね?
「新しいカサが使える」「プールが中止だ!」「水不足の解消」などなど
それだけ、人の脳は嫌な記憶はすぐに思い出すがよい記憶を思い出すには時間がかかる習性があるのです。
だからこそ、起こる出来事に対して意識し対応することが必要なんです。
言葉が大事な理由
起こる出来事に対して意識を促すために簡単なのが「言葉」です。
例えば、何か頼まれごとをされたら、一瞬考えて「めんどうくさい」「自分にはできない」などと反応するのではなく「やってみます」と言ってみる。
最近調子どう?と聞かれたら一瞬考えて「つまらない」「体調が悪い」などと反応するのではなく「ついてます」「楽しいよ」と言ってみる。
この言葉の出力が自分へそのままダイレクトに帰ってきます。
言葉通りの自分へ脳は進もうとします。
言葉選びは慎重にしましょう。
残念ながら聞く言葉は選べません。でも、聞き流すことはできます。ネガティブな言葉を聞いて自分も落ち込むくらいなら、聞き流してしまいましょう。
でももし、ネガティブワードが出た場合はこう言ってください。
何か頼まれて「以前に失敗したんで無理です」と言ってしまったなら、「だからこそ、やってみます」そういえば気分が転換されます。
仕事でもなんでも、やってみることは大事です。なんでも断る人に頼もうとは思いません。
この「だからこそ」を使って、ネガティブワードを転換しましょう。
言葉の変換
また、「言葉」を変換することで意識を変える方法もあります。
例えば「勉強」。
勉強と聞くと、「イヤ」「しんどい」「つらい」などの思いが出るのではないでしょうか?
でも、「向上」にしたら?
「自分のためになる」「がんばってみよう」などプラスの思いになりませんか?
それだけ言葉の威力は絶大です。
「ケーキ」は「甘くておいしい」「元気が出る」「ごほうび」などと思いますが、
「脂肪の塊」と聞くと、食べる気はしませんよね?
脳の意識を利用したおもしろい方法です。
ちょっとそれましたが、無意識にいるとマイナスになりがちなのは人の脳がそうさせるから。その仕組みを理解して「言葉」や「思考」を意識的にコントロールし、そろそろ思い通りの人生を歩んでみてはどうでしょうか?
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